「ここちよい授乳室」ってどんなところ?7

◇狭い!

授乳中のママは大荷物になりがちです。オムツや着替え。そしてミルク授乳の場合には、哺乳瓶や魔法瓶など。たくさんの荷物を持って、ベビーカーで移動しているのです。

にもかかわらず、なぜか授乳室には「荷物」を置く場所がないことが多いのです。ベビーカーごと授乳室内に入れないところも少なくありません。オムツ替えのためのベッドも隙間なくずらりと並べられているだけ。これでは、隣の利用者と肘が当たってしまい、とても使いづらいです。

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狭いというのは、単に授乳室の面積が足りないということではありません。広い面積を確保していても、必要なところに必要な寸法や家具が確保されていないため、せっかくの面積が無駄になってしまっている例が多々見られます。

また、オムツをオムツ台の上に寝かせて替えるのは1歳ぐらいまでです。1歳を過ぎて1人で歩けるようになると、オムツもパンツ型になり、立ったままで交換することが多くなります。その場合、靴を脱がせてオムツ台の上に立たせて替えることになりますが、立った子どもはつかまるところがなく、不安定で危険、時間もかかってしまいます。できれば、つかまり立ち用のスペースがあれば、苦労することもないと思われます。