あるべき授乳室のイメージ
「ここちよい授乳室」ってどんなところ?11
◇ゆったり、ここちよく、落ち着いて
それでは、あるべき授乳室の姿とは、どういうものなのでしょうか?
私たちが実施したアンケートで、「理想の授乳室はどういうものですか?」という質問への回答を集約すると、
『ゆったり、ここちよく、落ち着いて過ごせる場所』
というイメージが浮き彫りになってきます。
単に用を済ませるというだけでなく、まるで、「木陰でそよ風に吹かれながら、おだやかな気持ちで授乳している」、そういう空間こそが、授乳室の「あるべき姿」なのです。
そうしたイメージを具体的に実現するためには、まず、下記のような乳幼児連れた家族の特性や行動内容を正しく把握し、それを踏まえた上で空間作りをすることが必要と考えます。
・たくさんの荷物 ・ベビーカー ・家族(パパ・小さな兄弟)
・授乳という行為の特性(心理的負担、所要時間)
・おむつ換えの必要動作と子どもの年齢による変化
そして、具体的な空間計画・デザインに落とし込んでいく際には下に示す
「安全・安心」「使いやすさ」「快適」の3つの要素を守っていくことが必要と考えます。
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